パートナーが突然の転勤。
言われた時は、頭が真っ白になるほど動揺してしまいますよね。
「転勤について行きたい気持ちもあるけど、私って転勤族の妻に向いているのかな?」
自分が新天地でうまくやっていけるのか、そもそも自分が転妻に向いているのかは、実際に行ってみないと分かりません。
私もこの先やっていけるのか、不安しかありませんでした。
そこで今回は、転妻の私が感じる「転勤族の妻に向いている人・向いていない人」の特徴をご紹介します。
- 転勤族の妻に「向いている人」の特徴
- 転勤族の妻に「向いていない人」の特徴
- 転勤族の妻が身につけておきたい3つの力
転勤生活で大切なのは『自分らしく楽しめるかどうか』です。
これから転妻デビューされる方はぜひ参考にしてくださいね。
転勤族の妻に「向いている人」の特徴
いざ転勤について行くとなった時、これまでの生活はすべてリセットされることになります。
それでも新天地でポジティブに生活できる人は、考え方にどんな特徴があるのでしょうか?
アクティブな人
好奇心旺盛で行動力がある人は、新しい土地で新生活を楽しめる人が多いです。
- スーパーをはしごして、見たことない調味料や商品に出会う
- お子さんと公園をはしごして、面白そうな遊具で遊ぶ
- 電車で少し遠出をしてプチ旅行気分を味わう
私は転勤先が関西だったのですが『ポールウインナー』を知らないといったら、職場の方にかなり驚かれ私もビックリ。
ためしにスーパーで買ってみると見事にハマってしまい、帰省時のお土産の定番となりました。
新しいもの好きな人や旅行が好きな人は、新生活もワクワクした気持ちで楽しめますね。
1人で行動できる人
転勤先には友だちもいないので、最初はどれだけ1人で行動できるかが新生活を楽しめるカギとなります。
- 気になるお店に行ってみる
- パートを始めてみる
- 地域のコミュニティに入ってみる
今では地域発信のSNSも発達しているので、すぐにつながりをもつことができる時代になりました。
リアルな話し相手がほしいのであれば勇気を出して自分から行動を起こすと、人とのつながりが持てるようになりますよ!
環境が落ち着いてから行動してみても、遅くありません!
資格を持っている人
転勤についていくとなると、どうしても退職せざるをえない人も多いではないでしょうか?
そんな時でも「資格」が必要な職種であれば、キャリアストップせずに働くことができます。
私は働く場所が変わっただけでしたが、退職した場合に強みとなる資格を持っていませんでした。
でも資格がなくても働ける環境は地域によってありますし、自分から行動すれば仕事はみつかります。
今後のために資格を身につけたい人は、オンラインスクールで資格やスキルが取得できますよ。
国内でも海外でも受講できるオンラインスクールについては、こちらの記事をお読みください。
もし転勤によって時間ができるのであれば、ぜひ自分のスキルアップのために使いましょう。
そうすれば次の転勤ではあわてないですみますよ!
ここまでは転勤に「向いている人」の特徴をお伝えしました。
反対に転勤に「向いていない人」は、どんな考え方をしてしまいがちなのでしょうか?
転勤族の妻に「向いていない人」の特徴
最初にお伝えしますと、転勤に「向いていない」と思っている人でも新天地で生活していくうちに、自分なりに楽しんで生活できることがほとんどです。
一方で、転勤先になじめず実家に帰ってしまった人や離婚してしまった人も見てきました。
そこまで思いつめてしまう人が、おちいりやすい考え方についてお伝えします。
安定志向な人
変化することを好まない安定志向な人は、転勤というライフプランが劇的に変わってしまうことにストレスを感じやすくなります。
自分の将来のビジョンが明確で理想が高いほど、思うようにできなくなると気持ちがついてこないことも。
お子さんの進路が決まっていたり、持ち家があったりすると、一緒に転勤するハードルも高くなってしまいますよね。
突然の変化を自分の中で受け入れられないと、転勤先でも最初は苦労することになります。
さびしがりやな人
新天地ではゼロから人間関係を作り直さないといけません。
昔からの交流を大切にしていた人は、さびしさのあまりネガティブな感情に流されてしまうことも。
1人で最初の一歩が踏み出せない人は、なかなか思うように楽しめません。
転勤先・SNS上どちらでもいいので、すこしずつ交流を広げていきましょう。
自分の気持ちを話せる場所があるだけで、不安も和らぎますよ。
私も学生時代からの友人と連絡を取り合って元気をもらっていました。
故郷が大好きな人
実家や地元に愛着のある人は、見ず知らずの土地に行くことに抵抗を感じてしまいがちです。
特に実家暮らしに慣れていたり、いつでも帰れる距離に住んでいた場合は、余計に恋しくなってしまいます。
私も当時はすぐに帰れない距離だったので、さびしさと不安な気持ちばかりでした。
今ではSNSで気軽に連絡も取れますし、テレビ電話だってできます。
使えるツールを活用して、さびしさを和らげていけると、新生活も楽しくなってきますよ!
何でも話せるママ友は多くできませんでしたが、その土地に住まないとわからない新しい発見ばかりで、楽しく生活できました。
ここまで読んで「転妻になる!」と覚悟を決めた読者のみなさま。
(もちろん、すぐに決断できなくても大丈夫です!)
次に私が思う「転勤族の妻に必要な3つの力」をお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
転勤族の妻が身につけておきたい3つの力
転勤族の妻になったとき、これからご紹介する「3つの力」があると前向きな気持ちで過ごせます。
ですが最初から持っていなくても大丈夫。
新天地で暮らしていくうちに、自然と身につくようになりますよ。
忍耐力
新天地での生活は、覚えることばかりでストレスの連続です。
周辺地図を覚えて、電車の停車駅を覚えて、ゴミの分別を覚えて……挙げたらキリがありません。
普段気にならない「ちょっとした習慣のちがい」さえ、モヤっとすることがあります。
そんな時に必要なのが忍耐力。
どんな逆境にも、グッとこらえる力があるに越したことはありません。
転勤当初は「ありえない!」と感じたことを、口に出さずに心の中で叫んでいました。
でも我慢しすぎても、自分の感情をコントロールできなくなってしまいます。
そんな時は自分の好きなことを、何でもいいのでやってください!
好きなお菓子を食べてもよし!ボーっとテレビを見るのもよし!
お気に入りのストレスを解消法をたくさん持っておきましょう!
適応力
その時その場所で、変化を受け入れられる「適応力」があれば、ストレスを感じにくくなります。
あまり細かいことは気にせず「そんなものか…」と受け流すぐらいの余裕ができれば、あとは恐くありません!
『ところ変われば品変わる』と言うように、一方的に拒否せず自分の中に取り入れて変化を楽しめると良いですね。
嫌なところばかりに目を向けず、良いところを探してみましょう!
私の場合は職場内で飛び交う関西弁にドキドキしていましたが、ちがいを受け入れられると自分もエセ関西弁を使うようになりました(汗)。
安くて美味しいものも多いので、家族でグルメツアーをして転勤生活を満喫できたこともいい思い出です。
どの土地に行っても、変化を受け入れ楽める心の余裕があると、楽しく転妻生活が過ごせますよ!
コミュニケーション力
人に話しかけたり輪の中に入ることって、とても勇気がいりますよね。
私も最初はまったく知り合いができませんでした。
たった1人でも面と向かって話せる人がいると、転勤生活はとても心強いです。
かと言って、無理して友達を作る必要もありません。
1人で楽しめる人であれば自分で何とかできますし、友だちをつくる時間がない人もいます。
今ではSNSで気軽につながれる時代です。
転勤生活で悩まれている人はとても多いので、場所はちがっても悩みを共有できます。
私もママ友と呼べる人はほとんどいませんでしたが、SNSにはとても助けられました。
どのフィールドでも良いので、自分の弱音がはける場所を作ってくださいね。
「向いている・向いていない」よりも「自分らしく」楽しもう
今回は転勤族の妻に向いている人・向いていない人の特徴についてお伝えしました。
最後にもう一度内容をまとめます。
・アクティブな人
・1人で行動できる人
・資格を持っている人
・安定志向な人
・さびしがりやな人
・故郷が大好きな人
・どんな逆境にも耐えられる「忍耐力」
・変化を受け入れられる「適応力」
・人とつながれる「コミュニケーション力」
転勤族の妻に「向いている・向いていない」と分けるよりも、もっと重要な基準があります。
それは「自分らしく」楽しめるかどうかです。
アクティブに過ごす人・家に閉じこもっている人、考え方や性格はそれぞれちがいます。
大切なのは今の生活を「まぁまぁ楽しい」と感じられること。
転勤生活が辛いと思い悩んでしまうと、そこから前向きな気持ちになるにはとても大変です。
私も初めての転勤では、慣れるのにとても時間がかかりました。
全てが楽しいと思うことはむずかしいですが、日常生活の中でなにか1つ好きなことが見つかると、灰色だった世界がパッと明るくなります。
初めての転勤だと、自分がどうなってしまうのか不安になりますよね。
そんな時は、今回お伝えしたことをぜひ思い出してください。
スッと心が軽くなっていただけるとうれしいです。
転勤についていくか決めかねている人は、こちらの記事も合わせてお読みください。
あなたの転勤妻生活を応援しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【ペンネームOK】コメントお待ちしております♪