パートナーの海外赴任。
帯同すると決めたのであれば、仕事を休職・退職しなければなりません。
ですが、仕事からはなれて駐妻になると手にするものがあります。
それは「自分の時間」です。
私は「自由になれる時間」ができたからこそ、慣れない駐妻生活も前向きに過ごすことができました。
お子さんがいれば子育てもありますが、フッとできる自由な時間を「自分磨きをする」ことに使ってみませんか?
今回は駐妻生活の間にできる「スキルアップ方法」についてお伝えします。
- 駐妻生活の間にスキルアップする3つのメリット
- すぐに実践できるスキルアップ方法5選
いつまで続くか分からない駐妻生活、思わぬ形で自由な時間を手にしたら、自分をアップデートすることがおすすめです。
これから駐妻になる予定の人、駐妻生活を何となく過ごしてしまっている人は、ぜひ参考にしてください!
駐在妻生活の間にスキルアップする3つのメリット
駐妻生活に慣れると「そろそろ何か始めようかな」と前向きな考えになる時がきます。
そんな気持ちになれたのなら、自分磨きを始めてスキルアップするチャンス!
けれど、自分の貴重な時間をスキルアップに使うメリットは何があるのでしょうか?
ここでは3つのメリットをお伝えします。
自分の視野が広がる
1つ目のメリットは、知識や経験をとおして未知なる世界を知り、自分の視野を広げられることです。
駐妻生活をしていると、日本とのギャップに驚くことがたくさんありますよね。
これもまさに、自分の考え方や物事のとらえ方の世界が広がっていることなのです!
現地の生活にふれたり、交流したりするだけでも立派なスキルアップになりますよ。
気持ちに余裕ができたら、アクティブに活動していきましょう!
帰国後のキャリアアップにつながる
2つ目のメリットは、帰国後の再就職も期待できることです。
公的な資格を身につければ転職活動も有利になりますし、スキルがあれば自分の力で仕事をとることもできますね。
駐妻生活の間に、身につけられる資格やスキルは持っていても損にはなりません。
退職して駐妻になる方の多くは、帰国後の生活を考えると「社会復帰ができるのか」不安になりがちです。
そんな不安を少しでも軽くするために、自分のできることを増やしておくと、いざという時も安心ですよ。
今できることに取り組んで、将来のための準備をしておきましょう!
自分に自信が持てる
3つ目のメリットは、自分磨きをとおして自信が持てることです。
これまで情熱をもって仕事をしていた方は、いざ駐妻になって社会から取り残された気分になると、自分に自信が持てなくなりがちです。
私がまさに「仕事以外に取り柄がない」と思いがちでした。
でも、駐妻生活で自分の時間ができ、興味のあることに積極的にチャレンジすれば新たな自分を発見することができます!
思ってもみなかったことが、実は得意なことだったという気づきもあるかもしれません。
自分をアップデートできれば自己肯定感も高まって、駐妻生活もさらに彩りが生まれますよ。
さらに、新しい知識や体験を吸収して自分の成長が実感できると、気持ちも前向きになります。
できることが増えるだけで、駐妻生活がより楽しめるようになりますね。
せっかくの駐妻生活、アクティブに行動して自分磨きをすれば、ワクワクした未来が待っていますよ。
では、駐妻生活でできるスキルアップは一体どのようなことがあるのでしょうか?
駐在妻がすぐに始められるスキルアップ方法5選
ここでは「自分の価値を高めて人生を豊かにする」ためのスキルアップを5つご紹介します。
駐妻生活の中で、自分で自由に使える時間は人それぞれです。
まとまった時間がなくてもできる事はたくさんあるので、参考にしてくださいね。
語学力を磨く
駐在中に語学勉強を始める方も多いですが、これも立派なスキルアップの1つです。
その土地の言葉が話せれば、現地の人と交流できますし、自分の視野を広げることもできますよ!
帰国後でも、学んだ語学をいかして再就職やキャリアアップも期待できますし、勉強して損はありません。
駐在先で出会う色々な国の方と交流すれば、一生モノの経験を得ることができますね。
英語学習を始めるならば、オンライン英会話がおすすめです。
ネットインターネット環境が整っていれば、自宅で好きな時間に勉強ができますよ!
私が駐在中に取り組んでいた英語勉強は、こちらに書いてありますので、あわせてご覧ください。
運動を取り入れる
体を動かすこともスキルアップの1つです。
駐妻生活になると外出する機会も減るので、たちまち運動不足になります。
駐在していたシンガポールは1年を通して夏の気候なので、室内ではエアコンが欠かせません。
エアコン生活に慣れると体力も落ちるので、意識的に運動をしていました。
私の友人でもヨガレッスンに参加したり、テニスを始めたりと色々なスポーツにチャレンジしている方が多かったです。
そんな私は「ズンバ」というダンスエクササイズにはまり、毎週踊りまくっていました。
いい汗をかいてストレスも発散できるので、心も体もリフレッシュできます。
何をするにも健康第一ですので、運動も積極的に取り入れましょう!
自分の体力に合う興味のあるものから始めると、楽しく継続できますよ!
勉強をする
時間がある駐妻生活こそ、気になるジャンルの勉強を始めるのがおすすめです。
日本人は大人になると、1日に約6分間しか勉強しないと言われています。
学びのない生活では、いつまで経っても何も変わりません。
時間のある今こそ将来のために資格やスキルを取得しておくと、帰国後もキャリア迷子にならずにすみますよ。
駐在中に資格を取って、帰国後に教室を開いた方もいらっしゃいました。
どこハピでは、海外から受講できるオンラインスクールも紹介しているので、あわせてご覧ください。
まずは「すきま時間」でできる、自分の興味があることから挑戦してくださいね。
海外旅行に行く
まとまった時間が取れるのであれば、海外旅行に行くのもおすすめのスキルアップ法です。
旅行で得た経験や知識は何にも代えがたく、人生をより豊かにしてくれます。
現地の文化や習慣を肌で体感することで、いままで知らなかった世界を知ることができますよ。
日本からなかなか行けない国でも、海外からだと時間をかけず行くことができますね。
シンガポールは隣国とのアクセスも良かったので、まとまった時間が取れたら旅行に行く方が多かったです。
日本にいたら滅多にできない海外旅行、状況が落ち着いて移動しやすくなったら検討してみてくださいね。
料理を極める
仕事と家事で忙しかった時は、時短料理やレトルト食品に頼ることも多かったではないでしょうか?
しかし海外のスーパーでは、日本のような美味しいレトルト食品はあまり見当たりません。
日系スーパーがあっても品ぞろえも少なく、日本で買うよりも割高です。
なので日本の食材が手に入りにくくなる駐妻生活は、料理を極める絶好のチャンス!
現地の野菜や魚も使ってみることで、料理のバリエーションも広がりますよ。
仕事に追われていた時は「合わせ調味料」に頼ることが多かったですが、駐妻になったのを機に、自分好みの味付けを研究するようになりました。
さらに現地の料理を習えば、帰国後に家族や友人にレシピを教えることもできますよね。
料理ができる事は一生もののスキルになるので、駐妻生活を機に料理の腕もあげてみてはいかがでしょうか?
ここまで5つのスキルアップ方法をご紹介しましたが、実はすでに持っている資格やスキルを駐妻生活でも活かせることができるのです。
それはどんな時か、経験談をふまえて次にご紹介します。
自分の「できること」から広がるスキルアップもある
国によってルールも異なりますが、帯同する駐妻でも働けるビザがあれば、自分の資格を活かして現地で働いたり教室を開いたりすることも可能です。
日本で取得した資格を活かして、現地でクラフト教室を開いた方もいらっしゃいました。
また海外では和食がブームとなっているので、現地の人に日本食を教えることもできますね。
みそ汁1つにとっても色々なバリエーションを教えられるので、とても喜ばれますよ。
お金をいただかなくても、交流の一環として料理を教え合うのもとてもいい経験になります。
自分がいつもやっている「当たり前」のことが、実は海外ではすごいスキルを持っているなんてこともあるのです!
料理のほかに例であげるとすれば、おり紙も海外では日本の文化として広く知られています。
私の経験をお話ししますと、当時住んでいたコンドミニアム(集合住宅)でハロウィンイベントがあり、各ブースを飾りつけるボランティアに参加する機会がありました。
世界各国から来た駐在員が住んでいたので、飾りつけも国ごとに特徴があり見るのも楽しいのですが、1番評判が良かったのは私たち日本人が作ったブース。
理由を聞くと「おり紙が素晴らしい!!」とのことでした。
私たちにとっては、ふだん子供たちと一緒に作るような作品ばかり。
でも、1つ1つ手作りで見た目もキレイなことから、他のブースの方からもとても評判が良かったです。
次の年からは、まかされるブースが増えるほど海外のママたちには大好評でした。
このように、自分ができる何気ないことも、思わぬ形で交流の輪を広げるきっかけになります。
日本の文化は海外にも浸透してきているので、自分ができることを現地で活かしてみると、自分の価値が高められますよ!
時間のある今こそ「自分の価値」を高めよう
今回は、駐妻生活でできる「おすすめスキルアップ法」をご紹介しました。
・自分の視野が広がる
・帰国後のキャリアアップにつながる
・自分に自信が持てる
・語学力を磨く
・運動を取り入れる
・勉強をする
・海外旅行に行く
・料理を極める
・すでに持っている資格やスキルを活かす
・日本の文化を伝えることも立派なスキルになる
これからの駐妻生活をより楽しむため、帰国後の不安感を少しでも軽くするためにも自分をアップデートすることは大切です。
時間のある今だからこそ、まずは自分と向き合ってみましょう。
知識や語学だけではなく、運動や旅行も立派なスキルアップです。
コツコツ続けていれば、思わぬ未来がやってくるかもしれませんよ。
時間は有限なので、大切に使っていきたいですね。
現在も未来も自分らしくいるために、ワクワクする気持ちを忘れずに今できることから挑戦していきましょう!
あなたの駐妻生活を応援しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【ペンネームOK】コメントお待ちしております♪