駐在妻の帰国後|うつになる不安を解消!環境や気持ちの変化と向き合う方法を紹介

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「来年あたり本帰国になりそう……帰国後の生活がハッキリわからず不安だわ」

「“帰国うつ”って聞いたことがあるけれど、自分のメンタルが心配」

駐在妻になり現地での生活も慣れてきたところで本帰国の内示。

日本に帰国できるのが楽しみな反面、変化についていけるのか心配になる人も多いのではないでしょうか?

さーや

私も本帰国を知ったときは、楽しみな気持ちと漠然とした不安が入り乱れていました。

帰国後も心穏やかに過ごすためにも、前もってどんな変化が待ち受けているのか知っておくと、心構えができますよ。

今回は、もと駐在妻の私が感じた帰国後に待ち受けた変化や、帰国前にできる不安を和らげる対処法をご紹介します。

本帰国の予定がある方はもちろん、これから駐在妻になる予定の方もぜひチェックしてくださいね。

パッと見てわかる目次

駐在妻の帰国後に待ち受ける変化

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ようやく日本で生活ができるようになっても、駐在前の生活に戻れるとは限りません

ではいったい帰国後にはどのような環境や気持ちの変化が待ち受けているのでしょうか?

さーや

私は3年半駐在して本帰国しましたが、変化に対応するのにとても苦労しました。

どんなことが起こり得るのか、少しでも参考にしていただけるとうれしいです。

キャリアの変化

パートナーの海外赴任に同行する場合は、仕事を退職または休職してキャリアをストップする方がほとんどです

さーや

私は退職しましたが、駐在中も帰国後のキャリアを考えると不安になることがありました。

帰国後に考えられるキャリアのおもな選択肢は次の5つです。

  • もとの職場へ復職
  • 転職活動をして就職
  • 専門資格をいかして就職
  • パートなどのスポット勤務
  • 自宅でできる仕事を探す
さーや

帰国当時は新型ウイルスが流行し始めたばかりで、外に出ること自体に恐怖を感じていました。

私は当時の情勢もあって在宅ワークを選択しましたが、大きくキャリアが変わったことに私自身が驚いています。

帰国後にキャリアを再開するのは準備も時間もかかります。

日本に帰って働きたいと思っているならば、少しずつ情報収集しておくと帰国後もすぐに行動できますよ

駐在妻の帰国後のキャリアプランや準備のポイントは、こちらの記事に詳しく書いてあります。

生活環境の変化

駐在当初と同じように、本帰国後の日本での生活も慣れるまでに時間がかかります

さーや

普段の買い物やゴミ出しルールでさえも、戸惑うことがありました。

QRコード決済を初めて見たときは、その便利さにビックリしたのを覚えていますね。

楽しみにしていた日本の四季も、季節の変わり目のたびに体がついていきませんでした。

日本の気候と大きくちがう国であれば、気候の変化への対策も必要です。

さーや

わが家は常夏のシンガポールから本帰国したのが12月だったので、気温の変化に対応するのがとても大変でした。

厚手の長袖やダウンを用意しておけば良かったと後悔しています。

また駐在中、春になると悩まされていた花粉症は発症せず快適に過ごしていましたが、帰国後はティッシュが手放せない生活に逆戻り。

イレギュラーでしたがマスク生活になれるのも時間がかかり、精神的にもストレスを感じる日々が続きました。

さーや

住み慣れた日本に帰るのだから「すぐに元通りになる」と思ったら、そんなに甘くはなかったです。

本帰国したからこそ感じるモヤモヤは少なからずあるので、あまり落ち込まないでくださいね。

子どもの学校生活の変化

お子さんがいる場合は、転入先の幼稚園・小学校の生活環境の変化も気になるところです

さーや

子どもは日本人学校に通っていたので、授業内容に大きな変化はありませんでした。

それよりも給食の配膳が未経験だったため、家で均等に盛る練習をしましたね。

また海外からの転入生となれば、子ども同士の接し方も変わるのか不安になりますよね。

さーや

転校するときも「日本の小学校での過ごしかた」についてアドバイスが書かれている紙をもらいました。

トラブルに巻き込まれないか不安でしたが、親の心配をよそにすんなり友達を作って遊んでくれたので本当に良かったです。

本帰国となれば慣れ親しんだ学校や仲良しのお友達とはなれ、生活環境が大きく変わります。

幼少期に日本で生活した記憶がなければ、カルチャーショックを受けることもあるでしょう。

さーや

本帰国が決まったら、日本ではどのように過ごしたいか日頃の会話のなかで話し合えると良いですね

帰国後は手続きなどでバタバタしますが、お子さんとの時間もしっかり確保してコミュニケーションをとりましょう。

ここまでご紹介したように、帰国後にはさまざまな場面でギャップを感じることがあります。

その差を少しでも埋めるために、駐在中にできる対策はどのようなことがあるのでしょうか?

「帰国うつ」になる不安を和らげる3つの対処法

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帰国後の環境に対応できないままだと、気持ちが不安定になり「帰国うつ」になる可能性もあります

少しでも不安を和らげる対処法をお伝えするので、本帰国が決まったら少しずつ取り組んでみてくださいね。

情報収集を始めておく

本帰国が決まり引越先の地域が決まれば、少しずつ情報収集を始めておくと帰国後の生活がイメージできます

国内引越と同じように、手続きや生活環境に関わることからリサーチを進めておきましょう。

リサーチ必須の情報サイト

・自治体のHP

・周辺地域のGoogleマップ

・転入候補の幼稚園や学校のHP

・求人情報や転職サイト

さーや

Googleマップのストリートビューを使うと街の雰囲気がつかめますよ!

ネット検索はもちろんTwitterなどのSNSも活用して、よりリアルな口コミや情報を集めてくださいね。

家族と一緒にリサーチすると、帰国後にどうしたいか話し合いも進められるのでおすすめです。

さーや

私は子どもと一緒に学校のHPを見て「給食美味しそうだね~」「行事も楽しそうだね」と会話をしながら、帰国後どんな生活になるのか共有していました。

前もって具体的なイメージができれば、いざ帰国しても変化した状況を受け入れやすくなりますよ!

日本の家族と協力体制を整えておく

引越先の住居決めなど、駐在中に話を進めておかないと困ることもあります。

その場合、海外からは連絡が取りにくいこともあるので、日本に住む家族と協力体制を整えておくと安心です

さーや

わが家は「家探し」が大きなネックでした。

一時帰国して内覧する機会もなかったので、日本に住む家族に頼んで目星をつけた物件の内覧に行ってもらいましたよ。

お子さんがいる場合は、学校関係や学童の申し込みなどメールだけでは進められないこともあります。

帰国前に書類の提出が必要ならば、日本に住む家族に受け取りをお願いして転送してもらうのも1つの方法です。

もし協力してもらうときは、相手に何をしてもらいたいのか具体的に伝えましょう

さーや

私も内覧をお願いしたときは、写真や動画で撮影してもらいたい場所を具体的に伝えました。

「こんなはずじゃなかった!」とならないように、分かりやすく伝えてあげましょう。

楽しみにしていたことは実行する

駐在中に日本に帰ったらやりたいことは、たくさんあると思います。

しかし、いざ本帰国となれば引越し作業や手続きに追われてしまい、日本での新生活を楽しむ余裕がなくなることも。

そんな時は、駐在中に思い描いていた「小さな楽しみ」を毎日少しずつ実行していきましょう

 コンビニスイーツを食べる
 お気に入りの飲食店に行く
 バスタブで湯船につかる
 リアルタイムで好きなテレビを見る
 スーパーで好きなものを買う

テーマパークや旅行にいくのは準備も必要なので、すぐに実行できません。

だからこそ、家事や作業の合間にサクッとできる楽しみなことを見つけておくと、気持ちにメリハリもつきますよ。

さーや

私はスーパーで新作のお菓子を買ったり、お気に入りのチェーン店でご飯を食べるのが楽しみでした。

子どもと一緒にアニメやドラマにハマッて、推し活を始めたのも効果が大きかったです。

駐在生活が楽しかったと思えるほど、あれだけ楽しみにしていた日本での生活が苦しくなることもあります。

環境が変わればメンタルが落ちるのは当たり前」とドンと構えて、気持ちの変化を受け入れましょう。

帰国後の変化を受け入れ自分のペースで過ごそう

今回は本帰国して感じた環境や気持ちの変化と、不安を和らげる対策についてお伝えしました。

最後にもう一度内容をまとめます。

帰国後に待ち受ける変化

キャリアの変化

生活環境の変化

子どもの学校生活の変化

不安を和らげる対処法

情報収集をしておく

日本にいる家族と協力体制を整えておく

帰国後楽しみにしていたことは実行する

キャリアや子育てなど帰国後にどうしたいか思い描いておくのは大切ですが、すべて実現するとは限りません。

そのことも頭に入れつつさまざまな選択肢を考えておくと、いざという時も落ち着いて対応できますよ。

さーや

私の帰国後の生活は、駐在中に思い描いていたものとは大きく変わっています。

でも家族を含めて今の生活も楽しめているので「これで良かったのかな」と感じる毎日です。

海外赴任当初とおなじで、本帰国後も気持ちの浮き沈みがあります。

その時の感情を大切に、ときには休んだり好きなことを楽しんだり自分のペースで過ごしてくださいね

この記事が少しでも、悩めるあなたのお役に立てますように……。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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