近年テレワークが増えていても、変わらず転勤に振り回される転妻のみなさま。
パートナーからいざ「転勤になる」と言われると、頭の中が真っ白になってしまいますよね。
私もみなさんと同じように、しばらくは放心状態でした。
初めて転勤する場合、最初に頭に浮かぶことは次の究極の2択だと思います。
転勤に「ついていくか」「ついていかないか」
私の場合は「ついていく」選択をしましたが、すんなり決めたわけではありません。
せっかく入れた保育園を1年で退園するなんて、当時は考えられませんでした(汗)。
大切なのは、1人で悩まずにパートナーとよく話し合うことです。
そこで今回は、転勤に「ついていく」「ついていかない」それぞれの選択をした後に起こる“少し先の未来“について、私の経験もふまえてお伝えします。
- 転勤に「ついていく」場合に待ち受ける未来
- 転勤に「ついていかない」場合に起こる変化
私自身、当時は子供を預けて仕事をしていたので、仕事をしながら深く悩んでいました。
少しでも先の未来を知っておくと心構えができるので、転勤について行くか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
転勤に「ついていく」場合に待ち受ける未来
突然出てくる転勤の話、悩んでしまうのも無理はありません。
- 共働き
- 子供がいる
- 両親の介護をしている
ほんの一例ですが、1人1人が違う環境の中で生活してきたと思います。
まずは転勤についていくとどのような未来が待っているか、それぞれ例をご紹介しますね。
生活スタイルが変わる
周辺環境のリサーチをしつつ生活基盤をゼロから整える
マイホームの夢が遠のく
その土地の美味しいものを味わえる
行きたかった場所に日帰りで行ける
引越後は、周辺環境をリサーチしつつ、自分の目で確かめながら生活を整えていきます。
まさにゼロからのスタートです。
当時はGoogleマップを見ながら、各施設やスーパーへ最短で行けるルートを数日かけて確認していました。
何をするにも手探り状態で、余計なストレスを感じる日々。
転勤が今後も続くと、夢のマイホームを建てることにも迷いが出てしまいます。
でも、視点を切り替えると明るい未来もたくさん待ってます!
例えば、いつもテレビで見ていた地方の美味しい食材が簡単に手に入ったり、行きたかった場所にも日帰りで行けたりできますね。
私は初めて関西地区に住んだ時、ここぞとばかり美味しいたこ焼きを食べ、京都には毎週のように遊びに行っていました。
2~3年で引っ越すと割り切ってしまえば、「思い切り楽しもう」と前向きに考えることができますよ!
キャリアストップするか転職をする
キャリアをストップするか、転職しなければならない
パートであれば、新しい仕事先を1から探す
地域によっては、希望する職種が見つからない可能性もある
新しいことを始める良い機会になる
転勤族と割り切れば、色々な職種にチャレンジできる
転勤について行くとなると、働いていれば「退職か転職」という究極の選択を迫られます。
新しい仕事先を探すのにも労力がいりますし、何より時間もありません。
また資格を持っていても、地域によっては活かせる職場がない場合もあります。
私は幸いなことに転勤先でも仕事が続けられましたが、退職する人もたくさん見てきました。
しかし「ピンチはチャンス」というように、新天地で新しいことに挑戦するのも1つの方法です。
短期で働ける職場で働いてみたり、資格取得の勉強をしたり、何かを始めるいいきっかけになるはず。
今は在宅でも仕事ができる時代。
今後の人生の準備期間だと思って、色々な経験を重ねてみてはいかがですか?
パートナーの転勤が決まって仕事を続けるか迷っている人は、以下の記事も参考にしてください。
人間関係の見直しができる
1から新しい人間関係を作らなければならない
周りに頼れる人がいなくなってしまう
家族の絆が深まる
色々な人と出会い視野が広がる
転勤について行くと、それまで会っていた両親や友人たちとは気軽に会えなくなります。
今ではSNSで簡単に連絡はとれますが、やっぱり実際に会ってたわいもない話をしたいですよね。
またいざという時に頼れる人がいなくると、全て自分で解決しなければなりません。
そうならないためにも、利用できるサービスや制度はしっかり確認しておきましょう!
その分家族との絆は深まり、強いチームワークが生まれます。
私の場合は、子どもの送り迎えを分担したり、残業で迎えに行けなければ、夫に帰宅後の世話から寝かしつけまでお願いしていました。
まさにチーム一丸となって、転勤生活を乗り越えたと言っても過言ではありません。
さらに関東人や関西人というように、地域によって考え方が違うこともあります。
転勤によって初めてその土地の人と話すと、新しい発見もあり視野も広がりますよ!
最初は圧倒されましたが、温かい人ばかりだったので、転勤先の街も大好きになりました。
ここまでは転勤について行くと待ち受ける未来をお伝えしましたが、当然ついていかない選択をする人もいます。
転勤についていかないと、どんな未来が待ってるのでしょうか?
転勤に「ついていかない」場合に起こる変化
転勤についていかない選択をした場合は、パートナーが単身赴任するご家庭が多いと思います。
そうすると今ある生活は維持できますが、どんなことが起こりえるのでしょうか?
自分ひとりで守るものが増える
もし持ち家があれば、家を守らなければなりませんし、子どもがいれば家族も守らなければいけません。
日頃から仕事で家を空けることが多いパートナーでも、本当に離れ離れになると心細さが一層強くなります。
家や学校でのトラブルも、自分で解決しなければならないので、1人でも乗り切れる強い気持ちが必要です。
実家が近ければ両親に協力してもらい、むずかしいようであれば外部サービスを有効活用しましょう!
また家族が離れて暮らすと、生活費もそれぞれかかります。
単身赴任の場合は手当も出ますが、家計の見直しもお互い確認し合えると良いですよ。
パートナーとの関係性が大切になる
離れて暮らすとなると、パートナーの生活環境も気になるところですよね。
独身時代に戻ったと相手が浮かれていると、怒りもわいてきますし、不安にもなります。
私も転勤のある職場だったので、そんな人を間近で見てきました。
モヤモヤする気持ちも分かりますが、パートナーとどこまで信頼関係ができているかも大切です。
自分のキャリアや子どもの学習環境など、ついていけない理由は人それぞれあります。
お互いが妥協し合えるポイントを見つけられるよう、しっかり時間をとって話し合いましょう。
私は初めての転勤時は、話し合いだとケンカになりそうだったので、思ったことを書きなぐってパートナーに渡しました。
どんな方法でも良いので、自分の考えを相手にもしっかり伝えると理解してくれますよ。
思い描く未来を大切にしよう
最後に内容をもう一度まとめます。
・生活スタイルが変わる
・キャリアストップするか転職をする
・人間関係の見直しができる
・自分ひとりで守るものが増える
・パートナーとの関係性が大切になる
転勤が続く限り、究極の2択を選択し続けるのは相当なパワーが必要です。
生活環境や事情も家庭ごとにちがいますが、起こり得る未来を少しでも把握しておくと、最善な選択が見つかりますよ!
大切なのは、将来について必ずパートナーと対面で話し合うこと。
お互いの心がスッキリ晴れていないと、これからの長い人生において”わだかまり”が残ってしまいます。
全て納得のいく結果になるのは難しいと思いますが、2人の落としどころを見つけてくださいね!
転勤という大きな経験(試練)を乗り越えると、家族の絆は確実に強くなります。
どちらを選択しても、自分が思う未来を大切にしてください。
そのためにも、日頃からパートナーと信頼関係をつくり上げていきましょう!
それでも自分が転勤族の妻に向いているか不安に思う人は、以下の記事も参考にしてください。
あなたの転勤生活を応援しています!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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